音に正解は無い

ちょっと音響屋っぽい事を書く。

今日(2日)は毎年一度の坊発楽EXPOというイベントの前夜祭と言う事で、いつものLL BARでバンドライブ。5組の皆さんにご出演頂いたんですが、皆さん違う編成でジャンルも違えば、使う楽器も違うし、もちろんボーカルの声質も全然違うわけで。それを一つのミキサーでコントロールするのは結構神経使うわけで。で、昨今の機材はやろうと思えば色々な調整が出来て、極端な話、演奏している音とは全然違う音色も出せるわけで、コントロール出来ないのはリズムだけ、という状況にも出来るわけです。パソコンを通せば音程もライブで変更出来ちゃいます。そうなると、どういう音をお客さんに届けるかと言うテーマはアーティストだけの問題では無く、我々音響屋も関わってくるんですが、その辺のところはなかなか分かってもらえないので、敢えて言わないんですけど、とりあえず、もらった音をそのまま出すのが第一目標なのかなと思います。なんでこんな事を書くのかと言うと、明日は本番、15組くらいのバンドさんたちがリハーサルも無しで8時間くらいの「坊発楽EXPO2018」というのをやるんです。僕はずっと音響オペレータ。色々考えず、とりあえずもらった音をそのまま出せるように頑張ります!

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