少しアカデミックなことを

16日はスタジオが無いので、ほぼ休日に。

とはいえ、この後ちょっと出掛けて集金とかをする。先日老板と話していて「固執」のことを僕は「コシュウ」と覚えていたんだけど川尻老板は「コシツ」と言っていて、そう言えば「確執」も「カクシュウ」と「カクシツ」の両方あるし、どっちが正しいんだろうと思い、ネットで調べてみると本来の読みは「シュウ」だけど、近代では「シツ」の方が慣用音らしい。同じ日本語の音読みでも漢音と慣用音があって、漢音はいわゆる古代中国の漢字の読み方で、現代中国語の発音とも近い(というか、法則性がある、それはまたの機会で(笑))。大概のことは気にならないんだけど、何故かこういう「言葉の発音」が結構気になる性格で、上海の兄モリシゲさんの「ら抜き」も割と気になる(笑)。可能形で「ら」が必要な動詞の簡単な判定法もあるので簡単にご紹介。~しよう(英語のLet's~)の形で「よう」になるならその動詞は「ら」が必要(ひつよう)、と覚えるらしい。例えば「切る」と「着る」。「切ろう」と「着よう」。「着る」の方は「よう」なので、可能形は「着られる」。「着れる」ではない。「きれる」は「切れる」のほう。さらに中国語でも気になっちゃって、「番禺路」の「番」は普通「ファン」と発音するので多くの中国人が「ファンユウルー」と発音するんだけど「番禺」は地名(固有名詞)なので「パンユウ」が本来の発音。「華山」もそう。あ~もう書いているとキリがないし、読んでいる人も疲れると思うので、今日はここまで(笑)!外は雨だけど集金に行こう。