音響屋のジレンマ

昨日はインターンという事で、うちに研修生が来た。

外現場ならまだしも、スタジオ業務だけだと退屈してしまうだろうから、スタジオが空いている時間に基本的なPAセットを組んで教える。あとケーブルの巻き方。そうこうしていたら、知り合いのBARから電話があり、お店のアンプが壊れたからすぐ直して欲しい、もしかしたらスピーカーが壊れたかも、兎に角今晩DJイベントがあるので、それまでになんとかして!と言われたので、とりあえず、アンプとスピーカーをタクシーに積んでお店に行ってみた。色々と調べると、EQとチャンデバが壊れているらしい。スピーカーは片方の高音が壊れていて音が出ない、いわゆる「飛んでいる」。なので、EQやチャンデバは極力使わず、スピーカーだけレンタルして集金して帰る。こういう時、システム的に色々改善したい事があるんだけど、それをやっちゃうとお金が発生する事もあるので、今回は言われた事だけをする。