銀行は嫌

汗水たらして、体調を壊してでも、お客さんから頂いたお金は「小切手」もしくは「振込」という方法で会社の銀行に入金される。

で、そこからが大変。自分たちで頑張って稼いだお金なのに、銀行はなかなか現金を下ろさせてくれない。現金を引き出す時は「支票」といういわゆる小切手を書くのだが、金額はもちろん日付まで「大写」で書かなければいけない。(「大写」というのはアラビア数字ではなくて、漢数字の難しい書き方:例えば一は壹、二は貳)

「2008年12月10日」は「貳零零捌年壹拾貳月零壹拾日」と書かないといけない。特に「10日」!「零壹拾日」ってなんだよ。零を前に書かなければいけないそうです。そして、書き直し。支票1枚無駄。その後、印鑑を2種類捺印するが、捺印する場所を間違えて、またやり直し・・・。ちょっと隣に捺印しただけなのに!正しい所に捺印し直すって言ってもダメ。また支票1枚無駄。ちなみに支票は銀行から購入しなければいけない。1枚2元。ちょっと勘弁してください!って気持ちになるでしょ。自分たちで頑張って稼いだお金を、なんでお前らにそんなに厳しく管理されなきゃいかんのじゃ!って感じです。感覚としてはTV番組の「サスケ」をクリアしないと貯金を下ろせないような感じです。で、銀行員に代わりに書いてください、って頼んでも冷たくあしらわれる。絶対、現金を手放したくない仕組みになってるんですよ。しかも毎月「管理費」って50元口座から引かれるんですよ(泣)。

あ~もう関わりたくない!けど、役所と同じく関わらないと会社としてやってけないんですよね・・・。