プロとアマチュアの違い

午後一から空海亭へお邪魔して録音を見守る。

上海の兄ことモリシゲさんの新曲を録音するんだが、最終的にはビデオと合わせてプロモーションビデオ(PV)にする。更にクレセントというBARのPVも同時進行しているんだが、その音源録音と動画撮影も進んでいる。なんだかんだと夕方には全部撮り終わり夜から場所を変えて、動画の撮影。僕が各シーンを撮っていく。とりあえずモリシゲ監督の撮りたいシーンは全部撮れて良かった。で、編集作業になるんだが、各シーンが全部撮れた「LL BAR」という曲は、後は僕の編集作業だけで終わるが、同時進行の「クレセント」という曲はまだ映像ネタが手元に無い。一昨日のライブの時に別の方に撮ってもらったが、PCの取り込み作業とか確認作業が出来ていなくて、編集出来る段階ではない。プロフェッショナルは目の前にあるモノを、後は自分の作業だけでお客さんに渡せる状態に出来るはずなので「クレセント」はプロの仕事に至っていないと判断する(笑)。納期を気にするあまり出しゃばり過ぎても、プロデューサーの欲しいモノが出来上がらず、二度手間になることも多々あるのでそれはプロの仕事ではないような気がする。先日やった上海ブラスバンドの録音は現場でも自分で音を出し、録音も機材からセッティングまで自分でやったので、その編集と納品は全て自分の責任。それこそがプロの仕事のような気がする。結果に対して全責任を負える立場。モリシゲ兄の仕事を嫌がるわけでは無いが(笑)、坊発楽の仕事というのは、アマチュアの皆さんの仕事をプロフェッショナルが請け負うという性質が有るというのを分かって欲しかったエントリーでした。