店番をしてコラムを読んで

f1a79c5d.jpgネットサーフィンをしたりして思った事を書いてみる。

尖閣諸島問題がまた盛り上がってきて、日本でも中国に対して批判的な意見が目立つ。上海に住んで税金も払って仕事をしている僕も、ハッキリ言うと中国共産党は大嫌い。無くなれば良いと真剣に考えていたりする。上海の若者と話していても、GCT(共=Gong,産=Chan,党=Tang)が大嫌いな奴は多い。そんな状況において日本人としてどうしたら良いか?日本で選挙に立候補するか。いやいやそうではなくて一番効果的なのは、中国の若者に外国の(日本の)良いところを見せて行くのが一番良いと思う。こちらでは先に話したように、何となくGCTを嫌いだ、という若者は多い。そういう若者は外国の情報をとても知りたがっている。なので日本の漫画や音楽、技術にもとても興味がある。そんな時に僕らは協力を惜しまない。知りたいと言うなら漫画でも音楽でも持っているものは貸してあげるし、技術的な事も相談に乗る。そうしているうちに信頼関係も生まれるし、今の中国の現状に疑問も持ってくる。これを日本で読んでいる方達にも言いたいのは、もっと中国に来て日本をアピールしてもらいたい。そして良い意味で中国の若者を洗脳して欲しい。その時に、もちろん日本人としての美徳は忘れずに、技術的、文化的な水準を高くして、中国の若者を魅了して欲しい。そうすれば必ず近い将来、中国は若者によって内部から変わって行く予感がする。日本国内であーだこーだ言うよりも中国に実際やって来て、見せつけて欲しい。決して戦争状態ではないんだから、簡単にやって来て啓蒙するのは一番平和的で、効果的な改革方法だと思う。

乱文で恐縮だが何となく言いたい事は分かってもらえると信じる。

写真は先日お手伝いした歌劇「木蘭(ムーラン)」。まったくもってこういうイベントこそ、日本がやるべき重要事項だと言いたい。まあ、もっと一般の若者向けにしたほうがより良いのかも知れないが・・・。