番外エントリー「食の安全」

f9cc6dd7.jpg先日フィリピンの人と話をしていて思う所があったので、今ちょっと話題の「食の安全」について書こうと思います。

「食の安全」と言っても色々な安全があって、こちら中国では「調理法」の安全を重視しているように思います。また日本は「素材」の安全を重視します。まあ「調理法」は安全で当たり前、という感覚でしょうが。中国では基本的に何でも食べます。明らかに「安全ではなさそうな素材(笑)」も調理法(大概は火を通す)で安全な食物にします。なので、毒入りは論外ですが、日本が『中国の食物は安全じゃない』と言っている時に、『日本食は生のものが多くて安全じゃない』と言っています。フィリピンの人も同じような事を言っていました。例えば農薬が沢山付いた野菜は洗って火を通して食べれば安全です。中国の人たちはそうしています。

日本は恐らく世界でもトップのキレイな国です。何から何までキレイです。なので、そのキレイな環境が当たり前のように感じるかもしれませんが、食べるもの、着るもの、住むところ、そんなにキレイな国は多くありません。むしろ日本が特別だと思います。

キレイではない国の標準に合わせようとは思いませんが、日本という国が鎖国出来ない以上、あまり日本の基準ばかりで他国を責めないで、それなりに理解して欲しいと思います。そして改めて日本の良さを認識して、継続して行って欲しいと思います。僕もいつかは日本に帰りたいと思いますが、その時日本が今の上海のようだったら、かなり落ち込むでしょう(笑)。